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早起き苦手な大学3年生のブログ

オンライン授業むりだから自主登校する

4月の緊急事態宣言が出てから今日まで、全く学校に行けていなかった。なぜか水曜4限の科目だけ今週から対面授業になってしまったので、今電車に乗って大学がある渋谷へ向かっている。他の科目は6月20日まで在宅授業だ。本来ならお金がもったいないので定期を買う必要はないけれど、私は自主登校のために購入した。

2020年は大学に全く行けなくても我慢してきた。でももう限界だ。精神的な話をしているのではない。もちろんつらいが、大学に行かなければ課題の資料が手に入らないのだ。その本は、地元の図書館には置いていないし、ネットでも入手できないので、学校に行かざるを得ない。それに、やはり美術館に行きたい。自分の大学の資料館だけでもいいから見に行きたい。作品を直接見る機会を、コロナによってどれほど奪われたのだろう。結局モンドリアン展は緊急事態宣言と会期が被り、気づいたら終わっていた。あと数年は、モンドリアンの展覧会はやらないだろう。下手したら数十年後かもしれない。

ずっと家にいて孤独で、基本的に親かバ先の人としか人と会って話をしていない。生活リズムが崩れたのは自己管理の甘さだと思う。だけどいつまで経っても先の見えない中で、自分を律して生活するのは難しい。

5限まで授業があると、オンラインなのに授業終了時刻は18:40だ。空きコマがあってもその時間は課題をやるので自由には使えない。自宅最寄駅近くのバイト以外、本当に外に出られない。座ってばかりであまり動かないのでお腹が空かない。授業と課題とバイトに追われ、食事の時間はどんどん遅れる。横になっても胃の中にさっき食べた夕飯が残っている。内臓は消化のために起きているのでよく眠れない。一睡もできない日が続くこともある。仕方なくとんぷくを飲んで無理やり眠るのだが、翌日の夕方まで薬の効果が残ってしまい、起きられない。一日中だるくなるので本当は飲みたくない。でも飲まなければ眠れない。しんどい。

このままだと頭おかしくなるし身体も変になる。堕落して、去年と同じように何もしない一年になってしまう。4月の上旬は学校に行けてとてもワクワクして嬉しかったのに。どっちみち課題で大学図書館を利用しなければならないのなら、定期を改めて買い、平日は自主的に学校に行くことにしよう。学校で授業を受け、課題をやり、図書館を利用する。つい昨日、そう思い立ち、今日すぐ行動に移した。

大学に行くだけなのに、悪いことをしているような気分だ。「東京に来るな」と思われたらどうしよう。渋谷というだけで、遊びのイメージがこびりついているのはなぜなのか。なぜテレビはスクランブル交差点を映して「気が緩んでる」といった心無い言葉を発信し続けるのか。渋谷で遊べるのは、その分働いている人がいるということなのに。それに、繁華街だけが渋谷じゃない。会社もお店も大学も小中高校もあるし、住宅街もある。なんでもある。そもそも繁華街はなにも悪くない。全てコロナが悪い。

コロナの感染は怖いし、誰かに移してしまったらと思うと恐ろしい。でもその恐怖を上回るほど、大学へ行くことを渇望している。学費を払ってもらっているのに、なぜ行けないのだろう。なぜ施設費は安くならないのだろう。大学そのものは開いているし、緊急事態宣言だろうが利用してもいいのではないか。だって必要に迫られているのだから。

遊べないのは我慢する。でも、大学に自主的に行くことだけは許してほしい。